俺だけの花嫁
「伊…織……?」
「俺にとって腹立つのはお前らなんだけど。」
女の手が真琴に振り下ろされる前にその手を掴んみ、怒りを込めた低い声で4人を睨みつける。
俺の出現に4人はみるみると青ざめる。
「い、伊織様…。」
「違っ、これは…」
「何が違うんだよ。」
俺は怒りを込めて言った
「真琴は特別だよ。お前らとは違う。」
「伊織様…なんで…」
「変わられたわ!」
「変わった?」
変わっただと!?
俺の何を知ってるっていうんだよ。
お前らに何がわかるっていうんだよ。