私の秘密。
プロローグ

『覇九《ハク》ー!
 今日もおつかれさん♪』

深夜3時
携帯をみてため息。

「またこんな時間…」

『家まで送ってやろうか?W』

そうゆってくるのは
夏《ナツ》。
同い年だけど
弟みたいな感じだ。

「あたしのスピードに
 ついてこれない癖に!」

『はは(笑)』

そんなじゃれあいを
しながら
夜の町の空を駆け回る。

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