私の秘密。
『毎回毎回正確に
現れる訳じゃないが
能力者の関わる大きな出来事には
大体始めに現れる。
自分が殺されるようにでてきて
開戦の合図かのように
存在を示し、死んでく。』
「じゃぁ…」
『………これから何かが起こる
敵の宣戦布告といってもいい
いつ頃しかけてくるかはわからんが…』
「まじかよ…」
『…………覇九はこのことを?』
『伝えてはいないが…
あいつなら次期に気が付くだろう
それにあいつなら大丈夫だろ』
「なっ!?
一番狙われるのはあいつだろ!?
大丈夫な訳が…」
『覇九はお前達とは違う
力も精神も…』
『『『「………………」』』』
こうして俺達は
更に動揺しならがら
銀の家を後にする
これから戦争…
とゆうか敵軍革命が起きて
世界は緊迫する
今までも経験はしてきた
無論快勝をおさめて。
でもその代償が大きいことも
わかってる。
「俺達はまた
あの悪夢を繰り返さなきゃ
ならないのかな?」
『…夏らしくありませんね
大丈夫ですよ、きっと』
『目の前の敵を切る
それだけだ…』
『………過去は過去………』
みんながそれぞれ
励ましてくれる
みるみるうちに
笑顔になってくのがわかる
そうだな、大丈夫だな♪
「よしっ!!
帰るか♪」
(……………このかわりよう…
…………気持ち悪い……………)