この手でキミを温めさせて【短編】
「あっ、でもマミちゃんが…」
外れた板を両手で抱えながら、こっちに向かってくるマミちゃんを心配そうに見やる会長。
「それなら心配いらないっすよ。俺が面倒見てやりますから」
ついでにマミちゃんとの距離を近付けるチャンスをもらうという……
なかなかの悪知恵だ。
「そうか?悪いな。でも村上なら任せても大丈夫だな」
「任せてください!」
「でもペアはあたしじゃ…!」
「こういう時は臨機応変にいった方がいい。キミはもっと上に行ける人間だ。さぁ、僕と一緒に行こう!」
「えぇぇ!!??イヤぁ〜冬瑚先輩〜っ!!」
外れた板を両手で抱えながら、こっちに向かってくるマミちゃんを心配そうに見やる会長。
「それなら心配いらないっすよ。俺が面倒見てやりますから」
ついでにマミちゃんとの距離を近付けるチャンスをもらうという……
なかなかの悪知恵だ。
「そうか?悪いな。でも村上なら任せても大丈夫だな」
「任せてください!」
「でもペアはあたしじゃ…!」
「こういう時は臨機応変にいった方がいい。キミはもっと上に行ける人間だ。さぁ、僕と一緒に行こう!」
「えぇぇ!!??イヤぁ〜冬瑚先輩〜っ!!」