この手でキミを温めさせて【短編】


「マミ…よく聞いて?
俺は、マミのことが──」



今度はまっすぐ目を見つめて言う。


この想いは特別なんだ。


他の誰とも違う。



ドジで

どんくさくて

清らかな心を持った

雪みたいに綺麗なキミが



「誰よりも好きなんだ」





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