身長差40cmのバレンタイン
「最上段に戻すのは、そこの本で全部?」
「え、うん」
私が返事をすると、羽白くんが本を抱えた
そして、踏み台も使わずに最上段に本を戻していく
「はい、終わり」
「あ…ありがとう!」
良かった
本達を家に帰すことが出来た
「どーいたしまして。比奈ちゃんが腰を痛めなくてよかったよ」
あぁ…
たしかに、羽白くんが来なかったら、私は無理に机を動かして腰を痛めてたかもしれないんだ