俺は私、私は俺?!2
「瑞樹くん、相変わらずモテモテですよ?やっぱり、こんな美人なお母さんとカッコいいお父さんのおかげでしょうね」


「ありがとうございます。では、よろしくお願いしますね」


私は一礼して幼稚園を出た。



後ろで海斗も幼稚園の先生に一礼してたから、ちょっと笑えた。



私は田中さんの車に乗り込むと、なぜか海斗も入ってきた。



「何で入ってくんの?海斗は自分のバイクあるでしょ!」



「寒い。組の奴に持って帰らせたから、乗せろ」



はぁ....



コイツって奴は。




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