おにいちゃんカレシ
理子は小さい時からあたしの面倒をみてくれてた。
だからあたしが理子のゲームにつきあうときも操作方法をこまかく説明してくれたり。
そんなわけだから、理子がいない今…その理子にとっての手間を減らすチャンス!
なんて、わけのわからない使命感に燃えてあたしは操作説明を読んで、その通りにキャラクターをうごかしてみた。
そんなことを少しやった後、ふと思った。
「理子が来るまで、他のプレイヤーさんと友達になってみようかな」
友達はおおくて損はないと思うし、なにせもっとゲームがたのしめたらきっと理子にとっても嬉しいよね。
今歩いてる街にも沢山のプレイヤーさんがいるんだし、誰か一人と仲良くしてもらおう!
そう思ってぐるりと街を歩いてみると、街路の端に座っている男性プレイヤーさんがいた。
声をかけるのは正直、すごく緊張したしいやな人だったらどうしようって思ったけど、勇気をだしてはなしかけた。
「となり、いいですか?」
話しかけてからすこし後悔した。
はじめてのネットゲームだからなにか失礼かもしれない。
あたしはゲームはやるけど、ぜんぶが理子とのつきあいで…だからあたし自身は全然ゲームをやらない。
理子がゲーム好きなだけなんだよね。
そんなことを考えていたら、その男性プレイヤーさんから返信が来た。
「いいですよ、どうぞ^^」
その言葉にほっとしながら、さっき覚えたばかりの操作「すわる」をした。
プレイヤーさんのハンドルネームは黒猫といって、このゲームを結構やりこんでるみたいだった。
しばらくはなしていると、黒猫さんが高校3年生ということをしった。
そのうえ、住んでる県がおなじ。
少しびっくりした…、世間ってせまいんだなぁ。
だからあたしが理子のゲームにつきあうときも操作方法をこまかく説明してくれたり。
そんなわけだから、理子がいない今…その理子にとっての手間を減らすチャンス!
なんて、わけのわからない使命感に燃えてあたしは操作説明を読んで、その通りにキャラクターをうごかしてみた。
そんなことを少しやった後、ふと思った。
「理子が来るまで、他のプレイヤーさんと友達になってみようかな」
友達はおおくて損はないと思うし、なにせもっとゲームがたのしめたらきっと理子にとっても嬉しいよね。
今歩いてる街にも沢山のプレイヤーさんがいるんだし、誰か一人と仲良くしてもらおう!
そう思ってぐるりと街を歩いてみると、街路の端に座っている男性プレイヤーさんがいた。
声をかけるのは正直、すごく緊張したしいやな人だったらどうしようって思ったけど、勇気をだしてはなしかけた。
「となり、いいですか?」
話しかけてからすこし後悔した。
はじめてのネットゲームだからなにか失礼かもしれない。
あたしはゲームはやるけど、ぜんぶが理子とのつきあいで…だからあたし自身は全然ゲームをやらない。
理子がゲーム好きなだけなんだよね。
そんなことを考えていたら、その男性プレイヤーさんから返信が来た。
「いいですよ、どうぞ^^」
その言葉にほっとしながら、さっき覚えたばかりの操作「すわる」をした。
プレイヤーさんのハンドルネームは黒猫といって、このゲームを結構やりこんでるみたいだった。
しばらくはなしていると、黒猫さんが高校3年生ということをしった。
そのうえ、住んでる県がおなじ。
少しびっくりした…、世間ってせまいんだなぁ。