この声が届くまで
#6





―――――――――――――――――――――
―――――――――――――――
―――――――――――――





「 いったぁー… 」




まだ小学生の愛彩


海がとても綺麗で砂浜で遊ぶのが好きだった




「 何してるん? 」




思わず声をかけたくなった

その少年があまりにも輝いてたから




「 誰? 」

「 愛彩やで! 」

「 僕は海吏 」




幼い私達の恋心が芽生えた瞬間だった






< 128 / 269 >

この作品をシェア

pagetop