この声が届くまで





キラキラ輝くその少年に

目が離せなかった




「 なら愛彩応援する、がんばりぃー! 」

「 ありがとう 」




それから毎日、海に通った

海吏のダンスを見るためだけに


海吏のダンスは見てて鳥肌が立つ

それくらい、すごい。




「 あーちゃん明日見に来てくれへん? 」

「 緊張するん? 」

「 あーちゃんが見てるとなんか、
安心して踊れんねん―――… 」





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