この声が届くまで





「 相変わらず大阪で頑張ってる? 」

「 まあな、最近こっち来てん…
あーちゃんもうすっかり標準語でびっくりしたわー 」

「 愛彩、関東人やねん! 」




奏と別れてしばらく海吏と昔話に浸る


そう、愛彩は昔は大阪に居た

中学と同時にこっちに来て海吏とは離ればなれ




「 ダンスは?まだ続けてるの? 」

「 そや、俺のダンス見るか? 」

「 みたい! 」





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