この声が届くまで





「 ちょっ、海吏! 」

「 愛彩おまえまさか… 」

「 パパこれは… 」

「 もう彼氏できたのか!? 」




ちっがーう!




「 パパ、海吏だよ! 」

「 海吏? 」

「 おっちゃん、俺やで 」




しばらくの沈黙のあと
パパと海吏は抱き合った


なにこの感動の再会は…



だから愛彩はソファで十弥と遊んでいた





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