この声が届くまで





ピンポーン


びくっ…


ただのチャイムの音じゃん




「 ……… 」

「 パパ?いないの? 」




時計はもう11時を指していた

そっか、仕事に行ったんだ



ピンポーン


また… だれ?

いや、怖い……っ……



ピンポーン




「 きゃーーー!! 」




気づけば発狂していた

もう、愛彩は愛彩でいれなくなってたんだ





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