この声が届くまで





お昼の海は風が少し心地良かった




「 十弥、海初めてだね 」




愛彩の大好きな海

思えば十弥とはまだ来たことなかったな




「 あーちゃんも来ぃや、気持ちいいで! 」

「 やーだーよー 」




足を水に浸けて遊ぶ海吏


子供の頃の面影が一瞬浮かんだ



懐かしい…





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