この声が届くまで





「 あぁー楽しかったわー 」




しばらくして愛彩の横に腰をおろした



何も喋らない時が続く

でも、不思議と苦にならない


逆に心地よい




「 どんなやつやったん? 」

「 え? 」

「 あーちゃんが好きになった人 」




愛彩が好きになった人


今まで生きてきてるけど、
そんなの1人しか浮かばないよ…


本気で恋して、本気で当たった





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