この声が届くまで





「 あーあ、愛彩ちゃんなんか吹っ切れたって感じ?言葉キツくなっちゃってるよ 」

「 いいから探して来い! 」




無理矢理家から追い出して愛彩も軽く準備


力になれるか分からないけど
近所なら探すことができるかな

十弥を連れて家を出た




「 マ…マっ…… 」




微妙に、本当に微妙にだけど

喋るようにもなった


奏にも十弥の成長を近くで見て欲しかったな…





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