この声が届くまで





でも皐はやっぱり居なかった




「 十弥君可愛い~♪やっぱ愛彩の子 」

「 あったりまえ! 」

「「 ハハハハハ…! 」」




十弥の人懐っこさはたちまち人気者

いつしか愛彩の腕から消えていた


やっぱこのクラス好きだな




「 ねぇ皐は? 」

「 あぁー… 」




はぶらかされた





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