この声が届くまで





「 明日の病院、一緒行っていい? 」

「 行ってくれるの? 」

「 父親…だろ? 」

「 七瀬だいすきぃ! 」




学校を辞めて働くとゆうことも考えた

てかそうするつもりだった



でも、こいつの…

こいつの家族に止められたんだ


高校だけは卒業しろ、って



愛彩の分まで高校生を楽しんでって。





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