この声が届くまで





あった。


でも、肝心なモノが入ってない



その代わりに入ってた手紙




[ アシタ ノ ホウカゴ、シリョウシツ デ ]




今度は、何考えてんの?


愛彩がアレを大切にしてるの

皐ならよくわかってたはずでしょ?



でも、行くしかない


アレだけは――…




どれだけ後悔しても、もう遅い


だって皐はもう本当に腐ってたから





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