地味女が巻き込まれました。【下完】

花束




「……いっ……」




廉が思わず、痛みに堪えられず声をあげる。



倉庫に戻ると直ぐに廉の治療が始まった。




擦り傷とかそういうレベルじゃないので、私は只、見ていることしかできない。


………それにしても優の治療してる時のこの顔は何なんだろうか?




口元が怪しく笑みを浮かべていて何だかとても生き生きしている。




優にだけは治療されたくない。




と、心に決めた。



 
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