地味女が巻き込まれました。【下完】



「あー、じゃあ、俺が連れてくよ」



そう名乗りを上げてくれたのは、麗だった。



「…麗、気を付けろよ」



あんなことがあったんだ。


また、あいつらが襲って来る確率はかなり高い。



それにあいつらの狙いは…‥廉達じゃない。




………私だ。






「…綾香?‥麗、行っちゃったぞ?」


「あっ、うんっ。行ってきます!!」




私は、麗の後をはや歩きで追った。




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