地味女が巻き込まれました。【下完】



ピンポーンピンポーン



………応答が無い。


さっき、綾香が家に入って行くのをちゃんと見たわけだし……気付いて無いだけか?



ピンポーンピンポーン



もう一度、チャイムを鳴らすと、直ぐにドアがゆっくりと開いた。


キィィ……



「何です……!」



随分と窶れた感じの綾香。

俺達を見た瞬間驚き目を見開く。



「よう。」



俺は、笑顔を浮かべて言った。
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