地味女が巻き込まれました。【下完】
「このお馬鹿ちゃん達は私達が始末するから。お姫様を取り返しなさい。」
す、凄い………。
この人達は圧倒的に強くて敵をどんどんと片付けていた。
「わかりました。」
廉はそう女の人に言うと、私と目を合わせた。
「こんな一杯居たら大変だなあ……あ、蕪木、その子達よろしく。」
いつの間にか廉達の後ろに居た蕪木。
流架は、廉を除く豹兄を含めた三人をヤれと命じた。
「君は………僕と。」
……クククッ。
廉を指差して言った。