地味女が巻き込まれました。【下完】
「ゼェゼェ・・・」
「まだ足りない?」
と、妖しく微笑む。
かっこいいとは思ったけどまだ付き合ってもないのにこんな・・・キスしたくなかった。
キスというものは両想いの人がする物でしょう?
「最低っ!」
私は拗ねてベッドにダイブし布団に潜り込む。
と、廉もキングサイズの大きなベッドに入り、私にピトリと後ろからくっつく。
機嫌取りでもしてきたのかしら。
ふんっ。許さないんだから。
私は益々機嫌を悪くする。