地味女が巻き込まれました。【下完】
「本当ですよ。麗と陸も喧嘩する時以外、見覚え無いですからねえ・・」
染々と思い出す様に言う。
「でも、変われたんです。貴方が変えたんです。神龍を。」
そして少し間を開けて言う。
「私、今だったらハッキリ言えますよ。神龍が、大好きです。貴方と皆が居る神龍が・・・!」
普段、感情を表に出さない優。
だけども、この時は本当の優と本当の気持ち。
そして・・・優の神龍への愛が感じられました。
「知ってますか?私も優さんが居る神龍大好きなんですよ?」
「クスッ・・ありがとうございます」
そう小さく聞こえたのは、きっと気のせいじゃない。