君いつも僕のそばに…
バタン
あっ!おはよう!
突然、玄関のドアが開き、買い物袋を持った彼女が入ってきた。
ご飯でも作ろうと思って!
彼女は僕に向かってほほえむ。
………よかった………
僕は安心して、大きな、ため息をつく。
気が緩んだせいか、体がグラリとよろけた。
!?大丈夫!?
彼女は玄関にスーパーの袋を置いて、僕の方へと駆け寄って来た。
白くて小さな手を僕の額にあてる。
結構、熱あるよ…。大丈夫?
えっ…全然気がつかなかったな。