君いつも僕のそばに…
………みきを探さなくては………。



僕は自分の上着をつかみ取り、家を出た。



彼女の家はわからない。ただ…彼女の夫は新宿で働いている。
……あとは、彼女が居た場所を片っ端から探して歩くしかなさそうだ。



家を出ると、身体がまだ重たく感じられた。
頭もぐらぐらしたが、今はそんな事に構ってはいられない。





彼女を見つけるんだ!




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