らぶすとーりー。
すっごい落ち着く…。


カタカタ…

足音が聞こえる。

こっちには来ないだろ。


カタカタ…

明らか音が大きくなっていた。誰かくる。


まぢかよ…
ま、いっか。寝てよ。



バンっ…

ドアが開いた。


「はぁっ、はぁっ、はぁ…」

「…」

「ここまでは来ないやろ…はぁ、だってここはあたしのひみっ…ぎゃあああっ!!!」


なんだよっ!

声にびっくりして体を起こすと、女が手で口を抑えて俺を見ていた。


「え、え、木崎くんっ?!なんでここにいんねんっ!え、えーっ?!?!」


この女、知ってる。
同クラの…藍沢…なんたら。


「なに」

「なにって…え、ここ、どーやってみつけたんっ」

「わかんね、たまたま」

「なんやそれー、うそー」



聞いたところによれば、ここはこいつだけが知ってた秘密の場所だったらしい。

そこに俺がいたからびっくりしたとゆうこと。



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