〜Sweet a LittleForest〜
「そうだ、
今の自分について
正直に話し合え。
お前ら3人は、
後輩達の
伝説のヒーローだからな。
ずっと輝いててくれよ」
「いや、だからそれは、
薮のくじ運が…」
と、玉森が言いかけたのを
岡本が遮る。
「とにかく、
3人で酒飲んで、
楽しんで来い」
岡本は玉森の肩を
ポンと叩くと、
校舎の方に歩きだす。
「ありがとう
ございます!!!」
3人は岡本の後ろ姿に
礼を言う。
岡本は振り返らないまま
右手を挙げて
そのまま歩き去る。
「…」
3人は岡本が
校舎に入って行くまで
見届ける。