手をつなごう
私は少し不安になった。


「お願いって何???」


そう答えると、少し照れながら雪乃が…



「私ねっ、賢くんに告白しようと思うんだ。だからね…
未唖に協力してほしいの!!」


やっぱり…!!!!


私は心の中でそう叫んだ。



「協力って、、どうするの??」


私はテンション下がり気味で雪乃に尋ねると…



「…私、顔を見て告白なんて出来そうにないから。メールにしようと思うんだけど………」




つまり告白する為に、賢くんのアドレスを聞いてほしいそうだ。


なんだ!!そんな事って感じだけど、雪乃には恥ずかしくて出来ないそうだ。



私は、とりあえずOK!!した。


けど…これは私も賢くんのアドレスを知るチャンスかも…!!!


そんな淡い気持ちを抱いていた。
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