手をつなごう
だけど私の心は上の空だった…


気持ちだけが…どんどん賢くんの元へと飛んでいった。



あんな…ことを聞いたら気にならずにはいられない!!!


好きとか嫌いとか関係なく…ただ私は心配で会いたくて仕方なかった。




そんな事ばかり考えている私に香織から電話があった。


「どうしたの??急に帰るからビックリしたんだよ…」


と心配そうに香織が言った。


私は賢くんの事を話し…これ以上涙が出るわけない!!ってくらい泣いた。




そして、泣き疲れた私は深い…深い…眠りについた。


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