おじさんって言うな! 〜現役JKに恋した三十男の物語〜
2階に下りると急に人が多くなった。手を繋いでないと、本当にはぐれるおそれがある。3階では遠慮がちに握っていたが、俺は改めて有希の手をギュッと握った。
歩いていると、すれ違う人々の多くが有希を見る事に俺は気付いた。男も女も。もちろん、有希は人目を引くほど可愛いって事だ。
そしてその人達は、有希に続いて俺をチラッと見て行った。俺はどう見られてるんだろうか。というより、俺達はどんな関係に見られているのか。恋人同士、には見えないだろうな。
親子? まさかな。兄妹? それが無難か?
だが待てよ。兄妹だとしたら、手を繋いでるって変じゃないか?
きっと不思議な組み合わせに見えてるんだろうな……
そんな事を考えていたら、向かいから若い女の子の3人連れが歩いて来た。
歩いていると、すれ違う人々の多くが有希を見る事に俺は気付いた。男も女も。もちろん、有希は人目を引くほど可愛いって事だ。
そしてその人達は、有希に続いて俺をチラッと見て行った。俺はどう見られてるんだろうか。というより、俺達はどんな関係に見られているのか。恋人同士、には見えないだろうな。
親子? まさかな。兄妹? それが無難か?
だが待てよ。兄妹だとしたら、手を繋いでるって変じゃないか?
きっと不思議な組み合わせに見えてるんだろうな……
そんな事を考えていたら、向かいから若い女の子の3人連れが歩いて来た。