おじさんって言うな! 〜現役JKに恋した三十男の物語〜
「彼氏じゃないよ。向こうはそう思ってるみたいだけど」
「なんだ、そうだったのか……って、ちょっと待て。おまえ、たしかバレンタインは彼氏に手作りチョコを作ってやったんじゃなかったか? そのついでに俺にもくれたけど……」
そうだよ。あの日の事は今でもはっきり覚えている。それで有希に彼氏がいるとわかって、俺はショックを受けたんだからな。
「だから、それは逆だって言ったじゃない」
逆? そういえば、有希はそんな事を呟いてたような……
「委員長はチョコを作れ作れってしつこくて、でも私は作る気なんかまったくなかったの。でも、おじさんのために作ろうと思って、だったらついでだから委員長にも、って事だったの」
「そ、そうなのか? 俺がメイン?」
うわ、すげえ嬉しい。
「そう。ところで味はどうだったの?」
「あっ」
「なんだ、そうだったのか……って、ちょっと待て。おまえ、たしかバレンタインは彼氏に手作りチョコを作ってやったんじゃなかったか? そのついでに俺にもくれたけど……」
そうだよ。あの日の事は今でもはっきり覚えている。それで有希に彼氏がいるとわかって、俺はショックを受けたんだからな。
「だから、それは逆だって言ったじゃない」
逆? そういえば、有希はそんな事を呟いてたような……
「委員長はチョコを作れ作れってしつこくて、でも私は作る気なんかまったくなかったの。でも、おじさんのために作ろうと思って、だったらついでだから委員長にも、って事だったの」
「そ、そうなのか? 俺がメイン?」
うわ、すげえ嬉しい。
「そう。ところで味はどうだったの?」
「あっ」