おじさんって言うな! 〜現役JKに恋した三十男の物語〜
「何歳違うんですか?」
「だから、ひとまわり違うって言ってんだろ?」
「ひとまわりって?」
「ひとまわりって言えば12に決まってるだろ? 十二支って言うくらいなんだから……」
「ジュウニシ?」
少女はキョトンとしている。
「十二支知らねえの? 要するに干支が12あるんだよ」
「えっと……」
「いや、その“えっと……”じゃなくて干支だよ」
「…………?」
今の子供って、干支も知らねえのか……
「だから、ひとまわり違うって言ってんだろ?」
「ひとまわりって?」
「ひとまわりって言えば12に決まってるだろ? 十二支って言うくらいなんだから……」
「ジュウニシ?」
少女はキョトンとしている。
「十二支知らねえの? 要するに干支が12あるんだよ」
「えっと……」
「いや、その“えっと……”じゃなくて干支だよ」
「…………?」
今の子供って、干支も知らねえのか……