おじさんって言うな! 〜現役JKに恋した三十男の物語〜
俺と有希の関係にまったく進展はない。
有希は、平然とした顔で「愛美さんは元気?」なんて聞いてくる。「愛美さんがお泊まりに来る時は前もって知らせてよ?」なんて事さえ言う。そんな事、もちろんあるはずないが。
有希はやはり俺の事を兄貴代わりぐらいに考えているのだろう。俺も金沢との事は敢えて否定せず、そのままの関係を維持している。
なぜなら、今の有希との関係を壊したくないから。下手に気持ちをぶつけ、有希に拒まれたら元も子もない。
しかし湯上りで上気した有希を見た時などは、その体を抱き締め、サクランボみたいな唇をもう一度味わいたいという、強い欲求が湧いて堪らない。その我慢を長く続ける自信は、正直ない。
さて、どうしたものだろう……
有希は、平然とした顔で「愛美さんは元気?」なんて聞いてくる。「愛美さんがお泊まりに来る時は前もって知らせてよ?」なんて事さえ言う。そんな事、もちろんあるはずないが。
有希はやはり俺の事を兄貴代わりぐらいに考えているのだろう。俺も金沢との事は敢えて否定せず、そのままの関係を維持している。
なぜなら、今の有希との関係を壊したくないから。下手に気持ちをぶつけ、有希に拒まれたら元も子もない。
しかし湯上りで上気した有希を見た時などは、その体を抱き締め、サクランボみたいな唇をもう一度味わいたいという、強い欲求が湧いて堪らない。その我慢を長く続ける自信は、正直ない。
さて、どうしたものだろう……