おじさんって言うな! 〜現役JKに恋した三十男の物語〜
「会社に知られたらあんた、終わりですよね?」
「言いたきゃ勝手に言え! 俺達はそんな関係じゃない」
「へえ~、強気ですね? でも新井さんはどうなりますかねぇ。ボクは先生方の信任が厚いんですよ。ボクが報告すれば、新井さんは退学、って事になるでしょうね」
クソッ! 学校か……。俺が入り込めない世界だ。いや、そんな事を言ってる場合じゃないな。
「その時は俺が学校へ乗り込む。校長だか教頭だかに、俺達の潔白を説明する。何としても」
「ふーん。あんた、本当に援交してないんですか?」
「してない」
「やっぱりそうか。新井さんはご飯の材料を買って行くから、援交にしては変だなと思ったんですよ。ボクとしては、ホッとしましたよ」
意外にあっさり誤解は解けたらしい。俺はホッとしながら、「じゃあ」と言って今度こそ委員長に背を向けたのだが……
「別の手で行こうかな」
そんな委員長の呟きが聞こえ、思わず奴を振り向いた。
「言いたきゃ勝手に言え! 俺達はそんな関係じゃない」
「へえ~、強気ですね? でも新井さんはどうなりますかねぇ。ボクは先生方の信任が厚いんですよ。ボクが報告すれば、新井さんは退学、って事になるでしょうね」
クソッ! 学校か……。俺が入り込めない世界だ。いや、そんな事を言ってる場合じゃないな。
「その時は俺が学校へ乗り込む。校長だか教頭だかに、俺達の潔白を説明する。何としても」
「ふーん。あんた、本当に援交してないんですか?」
「してない」
「やっぱりそうか。新井さんはご飯の材料を買って行くから、援交にしては変だなと思ったんですよ。ボクとしては、ホッとしましたよ」
意外にあっさり誤解は解けたらしい。俺はホッとしながら、「じゃあ」と言って今度こそ委員長に背を向けたのだが……
「別の手で行こうかな」
そんな委員長の呟きが聞こえ、思わず奴を振り向いた。