おじさんって言うな! 〜現役JKに恋した三十男の物語〜
不可解な感情
気が抜けてボーっとしていたら、どこからかキュルキュルという音が聞こえ、俺はハッと我に返った。すると、
「ごめんなさい」
有希がそう言って、頬を赤くした。
ああ、今の音は有希の腹が鳴った音なんだな?
「おまえ、腹へってんのか?」
「うん。下手にチョコ食べたりしたから、胃が動き出したみたい」
「じゃあ、また差し込むんじゃないか?」
「ん……ちょっと来たかも」
「じゃあ、これ食えよ?」
そう言って、俺はコンビニの袋から幕の内弁当を出して有希の前に置いた。
「ごめんなさい」
有希がそう言って、頬を赤くした。
ああ、今の音は有希の腹が鳴った音なんだな?
「おまえ、腹へってんのか?」
「うん。下手にチョコ食べたりしたから、胃が動き出したみたい」
「じゃあ、また差し込むんじゃないか?」
「ん……ちょっと来たかも」
「じゃあ、これ食えよ?」
そう言って、俺はコンビニの袋から幕の内弁当を出して有希の前に置いた。