イジワル先輩の甘い恋の魔法




「腹減ったし、なんか食いに行こうぜ」



黒崎先輩はそう言って私から離れるとリビングの中に入って行った。


私も後に続いて中に入る。


腹減ったって、アナタは動いてないでしょ!



「俺、着替えて来るわ」



黒崎先輩はそう言ってリビングを出て寝室に行った。


しばらくして……。



「姫子!」



寝室から呼ぶ黒崎先輩の声。


名前で呼ばれることに慣れてなくて、胸がドキッとなった。



「はーい!」



私は返事をして寝室に行く。




< 104 / 115 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop