イジワル先輩の甘い恋の魔法




「今日、着ていたジャージはどこから出したんですか?」


「あぁ、あれ今日で5日目だから」


「はっ?汚ない!って、まさか……」



私は黒崎先輩のパンツに目をやった。


それに気付いた黒崎先輩。



「パンツは毎日着替えてるに決まってんだろ?」


「なら良かったです。とりあえずジャージは洗濯機に入れといて下さい!」


「はいはい」


「とりあえず私はリビングを探すんで、黒崎先輩はもう1回、ここを探して下さい!」



私はそう言って、寝室から出ようとした時、黒崎先輩に腕を引っ張られた。



「キャッ!」



その勢いで私の身体はベッドに倒れてしまった。




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