イジワル先輩の甘い恋の魔法



今日、入ってきた玄関に置かれていた靴を持ち、宮崎さんの後ろをついて歩く。



「ここが教職員用の玄関。靴はここに入れて?」



宮崎さんは靴箱を指差してそう言った。


扉のついた靴箱。


個人別に入れられるようになっている。


派遣の私は当然一番下。


しゃがんで靴箱の扉を開いて靴を入れた。




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