SEASONS【完】
はしゃぎながら、馴染みの服屋で2時間も過ごした。
これも、いつものことだった。
4人そろうと、もっと長い上にうるさい。
店長さんとも仲良いからいいんだけど。
イヤ、あまりよくないのかもしれないけど。
はしゃぎすぎて、しゃべりすぎて、喉が渇いた2人はカフェに入る。
そこでコーヒーを頼み、喉を潤した。
「ちょっと、使いすぎたかも」
「確かに、使った。
うちら、4着も買っているし」
美羽の言葉に、千晃も頷く。