SEASONS【完】



声だけでなく、表情も心配そうな不安そうな顔になっている。


そんな姿に、美羽は少し笑って水樹の耳元で呟く。




「ただ、甘えたいだけだけん」




そう甘く囁くと、水樹は驚いた表情をする。


そして、ぎゅっと抱き返す。


それから、美羽の顎を持ち上げて、そっとキスをした。




それから3ヶ月後、とあるカフェに女4人が集まっていた。

呼び出したのは、千晃だった。




「珍しいね、千晃が誘うなんて」




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