SEASONS【完】



「そんなん、あたしらだって行くよね?絢子っ」



「もちろん!」




そんな温もりに、涙が出そうになる。


心配してくれる友達がいるから、色々頑張れるんだ。



千晃たちに背中を押されて、私は覚悟を決める。


だけど、それでも緊張はする。



相談してからそんなに日を空けないで、玲を呼び出した。



私はまだ何も言っていないのに、玲は不機嫌そうだった。




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