ピアノレッスン
「だから、私が呼ばれたんですよ。あなたを奪って欲しいと」


秋月はそこまで言うと、私の足首を持って大きく持ち上げた。

スカートが肌蹴て、太腿が露になる。


「・・・あ、あなたはそれでいいの?」


太腿に触れていた秋月の手がゆっくりと目的の場所へと滑っていく。


「・・・伸也様のご命令ですから」

答えるまでに少し間があったように思える。

でもそれがなぜなのか、考える暇もなく秋月の指が下着の中に滑り込んできた。


「身体が熱いでしょう?さきほど少しだけ媚薬を塗らせていただきました」


触られれば触られるほど、身体の奥が疼き、私はだんだん何も考えられなくなってきてしまう。


息が上がり、身体が火照り、聞こえてくる水音もだんだん聞こえなくなった。











亜澄・・・・


・・・亜澄・・・・



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