ピアノレッスン
6.ご主人様!?
夕食を片付け、私の部屋だと案内されたのは2階の一番奥の一番広い部屋だった。
片隅にはトイレ、バス、パウダールーム、大きなウォークインクローゼットもついている。
ベットも大きなふかふかしたもので、ソファーもすわり心地が良さそうな品のいいものが置いてあった。
「さてと・・・」
私がベットに腰をかけると、あとから入ってきた秋月は後ろ手にドアの鍵をかけた。
「ちょ、ちょっと何で鍵・・・」
私が慌てて立ち上がると、秋月は気にすることなく目の前にあるテーブルセットに飲み物を用意し始めた。
そして、全てをセッティングし終えるとソファーにどっかと座り込む。
「・・・どこから話そうか」
自分で用意した紅茶に口をつけながら、踏ん反り返るように背もたれに腕をかける。
「ちょっと、あなた、執事のくせに」
と言い掛けたところで、秋月にじろりとにらまれる。
「・・・言っておくが、ここにいる間は俺は執事ではない」
「は?」
意味不明な言葉に首をかしげると、秋月はカップをソーサーに戻しゆっくりと立ち上がった。
そして、私のところまで歩いてくるといきなり私の肩を強く押し倒した。
片隅にはトイレ、バス、パウダールーム、大きなウォークインクローゼットもついている。
ベットも大きなふかふかしたもので、ソファーもすわり心地が良さそうな品のいいものが置いてあった。
「さてと・・・」
私がベットに腰をかけると、あとから入ってきた秋月は後ろ手にドアの鍵をかけた。
「ちょ、ちょっと何で鍵・・・」
私が慌てて立ち上がると、秋月は気にすることなく目の前にあるテーブルセットに飲み物を用意し始めた。
そして、全てをセッティングし終えるとソファーにどっかと座り込む。
「・・・どこから話そうか」
自分で用意した紅茶に口をつけながら、踏ん反り返るように背もたれに腕をかける。
「ちょっと、あなた、執事のくせに」
と言い掛けたところで、秋月にじろりとにらまれる。
「・・・言っておくが、ここにいる間は俺は執事ではない」
「は?」
意味不明な言葉に首をかしげると、秋月はカップをソーサーに戻しゆっくりと立ち上がった。
そして、私のところまで歩いてくるといきなり私の肩を強く押し倒した。