ピアノレッスン
「冷めるだろ」
ぶっきらぼうだけど、渡されたマグカップにはあったかいココアが湯気をたてていて
思わず、その甘い香りを胸いっぱいに吸い込んだ。
秋月の隣に座り、一口二口とココアを口に含むけれど、秋月はなかなか話始めない。
だけど、早くと急かして今のこの雰囲気を壊したくはない。
なんだかとっても平和・・・
って、本当は平和なんかじゃないんだけど・・・
気がつけば秋月が隣にいても、何も感じなくなってる。
あ、それは悪い意味じゃなくて、いい意味で・・・
隣にいるのが当たり前っていうか・・・
「亜澄」
そう思っているとようやくコーヒーを飲み終えた秋月がカップをラグの上におろして言った。
「・・・・俺のこと嫌いか?」
突然の質問に、何をどう答えていいのか戸惑う。
ぶっきらぼうだけど、渡されたマグカップにはあったかいココアが湯気をたてていて
思わず、その甘い香りを胸いっぱいに吸い込んだ。
秋月の隣に座り、一口二口とココアを口に含むけれど、秋月はなかなか話始めない。
だけど、早くと急かして今のこの雰囲気を壊したくはない。
なんだかとっても平和・・・
って、本当は平和なんかじゃないんだけど・・・
気がつけば秋月が隣にいても、何も感じなくなってる。
あ、それは悪い意味じゃなくて、いい意味で・・・
隣にいるのが当たり前っていうか・・・
「亜澄」
そう思っているとようやくコーヒーを飲み終えた秋月がカップをラグの上におろして言った。
「・・・・俺のこと嫌いか?」
突然の質問に、何をどう答えていいのか戸惑う。