ピアノレッスン
だけど、伸也は気づいてた。

俺の気持ちにも、お前の気持ちにも、そして浩也の気持ちにも。


だから俺にお願いしてきたんだ。


お前を幸せにしてやって欲しい、と。




お前にはつらいかもしれないけど

伸也は本当に梨花のことを愛してるよ

それと同じくらい、俺もお前のこと・・・・







秋月はそこまで言って、ハッと顔をあげた。





俺もお前のこと・・・・?



秋月の言葉に、私は頬が熱くなった。
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