ピアノレッスン
10.新たな生活
それから、秋月は私を連れてお父さんのところに話をつけに行った。

まさか、秋月が・・・とは思わなかったらしく相当驚いてはいたけれど・・・

私との生活を保障してくれることになった。



「こんな形でしか父親らしいことをしてやれなくて済まない、イチ」


「え!?」

今、なんて・・・?


「あれ、言ってなかったっけ」


「聞いてない、聞いてないよ!!!」


お父さんと秋月は何事もなかったかのように当たり前に話をしてる。



まさか、秋月がお父さんの子だったなんて本当驚きだ。
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