彼女志願!

私の中をリズミカルにえぐりはじめる彼の体。



「あ、あ……」



私が声をあげると


穂積さんは、切れ長の、きれいな奥二重の縁をうっすらと赤くし

私が声をあげ続けるのを

いつもとは違う男の目で、満足げに見つめる。



男の人に抱かれるって

こういうことなの?



一番無防備な裸で

脆弱な部分をむき出しにして

こすりあわせて――



切ないよ





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