彼女志願!
彼女志願!②

穂積さんの悩み





「――穂積さん?」



私の言葉に、ハッとした表情を浮かべた彼は


「すみません」


と、微笑み、ソファーから立ち上がり打ち合わせ室のドアを開け、バイトの女の子に声を掛けた。



「ここにお茶二つ、持ってきてもらえますか」

「はい、すぐにー!」




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